アカハラダカ渡り調査2025年結果

1ヶ月の長い調査が終わりました。今季は、残暑というより猛暑の続きでした。いつもは、北寄りの風が吹き出すと一枚上着を準備しておかないと観察が続けられませんでした。しかし、今季は、最終日まで、半そでとハーフパンツで通ってしましました。結果としては、アカハラダカ1,585羽、サシバ6羽、ハヤブサ12羽、ハチクマ24羽、チゴハヤブサ11羽、ミサゴ2羽、チョウゲンボウ1羽でした。(表1参照)

今回も、対馬野鳥会、日本野鳥の会長崎県支部とリンクしながらの調査を行いました。LINEのオープンチャットを利用しながら、ある程度の観察状況を把握しながらの調査は、心強く、全く観察することができない日でも、諦めずに続けられました。

さて、壱岐でのアカハラダカの観察を始めて、10年以上が経ちました。当初は、アカハラダカの群を見るだけでワクワクしたものです。しかしながら、対馬内山峠、佐世保烏帽子岳での観察数と壱岐岳ノ辻での観察数に共通点が見られないことが明らかになってきました。では、私たちが観察している個体は、どういうコース(ルート)を経由して渡って行っているのか。今後は、個体数の観察はもちろんですが、渡ってくるコース、渡っていくコースに注目していきたいと思います。

壱岐自然塾

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